7月25日、尾道の花火大会に合わせて、前々から行ってみたかった広島県尾道市へ。
先日、宮島の大聖院へ行った時、巡拝の地図に千光寺と西國寺が載っていました。
「ちょうどええやん。せっかく尾道に行くなら一緒に巡ろう」
ということで、花火までの時間はお寺と商店街を歩くことにしました。
この旅で詠んだ句は、別ブログ「奥の寄り道」の各記事に載せています。
千光寺へ
尾道へ行く前に、尾道水道や千光寺、西國寺からの風景、国宝などをネットで見ていました。当然、俺もそこからの景色が見たくなるし、写真も撮りたくなる。
ただ、時期は7月25日。暑い。
階段が多いのは知っていた。でも、それも尾道ならではと思い、街並みを眺め、蝉の声を聞きながら石段を登っていきます。

やっぱ坂の街ですな。
登る途中には銅像もあり、一瞬、松尾芭蕉かなと思ったら違いました。
田能村竹田(たのむらちくでん)の像。江戸時代後期の画家・文人です。


どんな人で、何をした人なんだろうと、ChatGPTに聞いてお勉強しました。
何とか千光寺まで登ると、そこには登った甲斐があったと思える景色が広がっていました。尾道水道を眺めて、しばらく堪能。

絶景かな。

千光寺では「俳句を詠もう」というコーナーも発見しました。
「じゃあ、ここで一句」
と思ったものの、何も浮かばない。
尾道水道は綺麗だし、生い茂る木々もいい。蝉の声も聞こえる。「これを句にできんかなぁ」なんて、あれこれ考えながら下山しました。
尾道浪漫珈琲 本店でモーニング
尾道浪漫珈琲 本店では、あんこに惹かれて入店。
モーニングを頂きました。

コーヒーの香りもいいし、静かでお洒落なお店。
涼みながら、ゆっくり堪能しました。
チョコアイスでひと休み
千光寺から西國寺へ向かう途中、商店街でチョコアイスのお店に立ち寄りました。散々歩き回って暑かったので、アイスを食べることに。

ベルを押すと、出てきたのは私好みの可愛い店員さん。
普段なら注文して終わりなんですが、この日は甚平を着ていたこともあり、
「花火ですか?」
と声をかけてもらいました。
そこから花火の話やら何やら、しばらく楽しくお話し。
お礼を言い、イートインコーナーでアイスを食べようと席につきました。そこで甚平の袖を捲ってみると、インナーが思った以上に汗びっしょり。
「俺、こんなに汗かいてたんやな」
千光寺へ向かって、あれだけ階段や坂道を歩いた。暑かったし、汗もかいた。それなのに、店員さんと楽しく話している間は、そんなことをすっかり忘れていました。
この寄り道から詠んだ句:尾道旅その2(奥の寄り道)
「朱」でお昼ご飯
チョコアイスのあとは、「朱」という尾道ラーメンのお店でお昼ご飯。


だいぶ時間が経っているので、正直、細かい味はもう忘れました。
ただ、豚骨ラーメンしか認めない私が、
「うめぇな、おい!」
と思った記憶は残っています。
なので、美味しかったはずだ。
機会があれば、また食いに行きたい。
あと、替え玉のシステムがよく分からず、適当に食券を2枚買ってしまいまして。
2杯食うことに。
西國寺へ

千光寺に続いて向かう西國寺。マップで見ると、
「近いやーん」
花火の時間までは、まだ余裕がある。せっかくなので行ってみることにしました。
西國寺はこちら。そんな案内看板を見つけ、その角を曲がる。
そこで目に入ってきたのは、長く続く坂でした。
また登るんかい!
この坂道を詠んだ句:尾道旅その1(奥の寄り道)

西國寺では御朱印を頂こうと、坊守さんといろいろお話し。
ところが、なんか話に違和感がある。
それなりに話したところで「御朱印ください」とお願いすると、
「あら、他のお寺の方と思いました(笑)」
「私はここに来てまだ浅いので、分からなかったです(笑)」
と。
どうやら甚平姿だった私を、どこか別のお寺の人だと思って話していたらしい。
なるほど。だから話が微妙に噛み合わなかったのか(笑)
御朱印を頂き、最後はお互い笑顔でご挨拶。「こんなこともあるもんだ」と思いながら、西國寺を後にしました。
西國寺での出来事を詠んだ句:尾道旅おまけ(奥の寄り道)
抹茶かき氷とレモネード
千光寺、西國寺への壮絶な坂との戦いを終え、商店街へ。
チョコアイスのお店に寄った時にチェックしていた、抹茶かき氷のお店へ向かいました。幸い? 前にお客さんはおらず、すんなり入れました。
抹茶かき氷と、ついでにレモネードを注文。
到着した抹茶かき氷、美味しそうですな!

……が、その前にレモネードを一口。

「ん?」
美味い。
今まで飲んでたレモネードって偽物? レモネード風のドリンクやったんか?
そう思うくらい美味しい。
何と言っても、レモンが酸っぱい。でも、甘い。この酸っぱさと甘さがものすごく美味しくて、「俺、こんなの初めてや」と、かき氷そっちのけになりました。
その時、ふと一人の笑顔が浮かびました。
以前付き合っていた彼女は、美味しいものを食べたり飲んだりすると、
「うんまー!」
と、とびっきりの笑顔を見せる人でした。
もし、このレモネードを飲んだら。また、あの笑顔を見せてくれるんだろうな。そんなことが、ふと頭に浮かびました。
レモネードから浮かんだ句:尾道旅その3(奥の寄り道)
尾道の花火大会
夜は、今回の尾道旅を決めたメインイベント、花火大会へ。今回は奮発して有料席で観覧しました。
目の前で花火が上がると、やっぱり迫力がある。

終盤になると、音楽に合わせて花火が上がり始めました。
「最近はこれが流行りなのよね」
と思いつつ観ていると、ジュピターが流れてきました。
その瞬間、長岡で見た花火大会を思い出しました。
九州から車で片道16時間かけて見に行った長岡の花火大会。「フェニックス」という復興花火の、あまりの規模のデカさに圧倒された、あの時の記憶が蘇りました。
目の前にあるのは尾道の夏の空。でもジュピターを聞いた瞬間、頭の中には長岡で見たあの日の空も浮かんでいました。
ジュピターが流れたほんの一瞬で、目の前の尾道から何年も前の長岡まで連れていかれた。だから今回の尾道の花火大会は、心に残る花火大会になりました。
花火を見ながら詠んだ句:尾道旅その4(奥の寄り道)
骨付き鶏 がぶりで晩ご飯
花火大会が終わったあとは、尾道駅周辺がカオスになると聞いていました。
なので、駅とは反対方向にある「骨付き鶏 がぶり」で晩ご飯。
まあ、タンパク質補充もありましたが。


ここでも店長さんや常連さんが温かい。
色々飲みつつ、お話ししながら、楽しい食事ができました。
翌日は海水浴へ
翌日は「海猿」のロケ地だという海水浴場へ。海水浴ついでに寄ってみました。

景色はとても綺麗。
ただ、肝心の海水は、その日は思っていたほど透明度が高くありませんでした。奥へ行くと底が見えず、魚も見当たらない。
シュノーケリングを楽しむには、私にはちょっと不向きな海水浴場でした。

でも、1時間ほどバチャバチャと、海水浴ゾーンを端から端まで横断して遊んでいました。
遊泳区域が、岸から沖に向かってあまり広くない。
何でやと思っていたら、区域の奥ぎりぎりまで行くと、流れが速い。
うん。バタ足しなきゃ、すぐ流されるぞ。
奥までの遊泳区域が狭い理由はこれかなと、体験して納得でした。
食に人情に遊びにと満足な尾道旅でした。


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