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第4章 まさかの解散

説明会で「半年で終了」と聞き驚く、110kg当時の隆文はん

倒産後、とりあえず派遣という働き方がどんなものか気になっていた。

車が好きだったこともあり、最初はダイハツへ応募した。

結果は不採用。

理由は分からないが、多分、年齢だったと思う。

次に紹介されたのがキヤノンだった。

「カメラレンズの搬送装置の組み立てです」

そう聞いて、給料は安いと思ったが、面白そうだと思い応募した。

無事に採用され、赴任先で説明会に参加すると、最初に言われたのがまさかの一言!

「このカメラ装置の組み立ては半年で終了します」

「うっそーーん」

それなら最初に言ってくれれば、受けていなかったのに。

そんな気持ちはあったが、とりあえず働くことにした。

そこで初めて、自分の体が思っていた以上にボロボロになっていたことを知る。

会社を立て直そうと、一年半近く泊まり込みで働き、昼夜関係なく仕事を続けた。

睡眠も食事も休日も不規則。

そのツケは、想像以上に体へ積み重なっていた。

立ちっぱなしの仕事に、体がまったくついていかなかった。

今まで気にしたことがなかったが、自分を見る余裕ができて気づいたが、足はパンパン。足首なんて、どこへ行ったのか分からないくらい浮腫んでた。

明らかに不健康な体だった。

ところが、鉄工所時代とは生活が一変した。

夜9時には寝て、朝6時に起きる。

食事は3食きちんと食べる。

土日はしっかり休める。

仕事は、自分の担当だけをこなせばいい。

それまで失っていた「当たり前の生活」が、少しずつ戻ってきた。

約5か月働いた頃には、あれだけひどかった足のむくみもなくなり、足首にはちゃんとくびれが戻っていた。

体調もすっかり回復した。

ようやく壊れかけた体を立て直した。

睡眠も戻った。

食事も整った。

休みもある。

これで、体重も少しは減っているだろう。

そう思っていた。

……ところが、現実はまったく違った。

赴任先の杵築市には唐揚げ屋さんがたくさんあった。

そこで私もこの美味しさを追求しようと、休日のたびに「究極の唐揚げ」作りに夢中になり、気が付けば体重は127kg。

足のむくみは消えた。

体調も回復した。

足首のくびれも戻った。

なのに、気がつけば体重だけは人生最高記録を更新していた。

究極の唐揚げのレシピをゲットした代償は、過去最高の体重だったのだ。

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コメント

“第4章 まさかの解散” への2件のフィードバック

  1. […] その頃の話は、第四章「まさかの解散」に書いています。 […]

  2. […] その頃の話は、第四章「まさかの解散」に書いています。 […]

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